site: | osaka |
構造・規模: | 木造 2 階建て |
敷地: | 195.14 ㎡ |
建築: | 80.62 ㎡ |
延床: | 141.88 ㎡ |
竣工: | 2019 年 |
設計施工: | (株)住まい工房 集 |
photos: | 岡田大次郎 |
大阪市内より温度が2〜3°C下がる地域に位置する。敷地形状は北向きで、南は1m、西は 50cm隣地が高いため、断熱と日照の問題と ゲストルームの確保がテーマ。
省エネ等級4、長期優良住宅認定を取得。積雪のある年もあり、屋根には雪止めを設け、断熱としては天井裏にア200 のロックウールを 敷きロフト小屋裏に換気ファンをつけた。外壁は左官仕上げ色モルタル搔き落し、通気工法とし基礎断熱仕様とする。居間、食堂、それぞ れ南に掃き出し窓を設け、東面からも明かりを確保。明るい対面キッチンとした。中央階段上り正面の引違い窓は、明りとり兼バルコニー の出入口。階段ホール天井にトップライトを設け、暗くなりがちな中廊下と下ホールに明かりを落とす。2 階は夜明けと共に明るく、直射 は入らない様に光道に角度を持たせている。天井面にもパネルを入れたので暑さ寒さも問題ない。子供室は将来、間仕切ることができるよ う出入口を 2 か所設け、ロフトを活用し収納を確保。ロフトと小屋裏に設けた換気扇は、出掛ける前につけておくと夏の暑さを和らげる。 2 階バルコニーは矩折に東、南面の日照を確保。物干し場として大いに活用でき、前面道路からも見えないので景観を損なう事もない。北 面道路のメリットである。